誠にお恥ずかしい話です。
ロックバンドのU2なら良いのですが、
ぼくのほうは ヨーツー(腰痛) です。
整骨院で診てもらったところ、
骨盤が「右側」に下がっているようで、
その歪みが腰痛の原因となっているようです。
おかげで明日の50kmウォーキング大会は、
医師の強い勧めで棄権することに(泣)
カラダの歪みはどこかに痛みや支障をきたしますね。
これは会社の税務会計においても同じ。
税務相談などで<困った話>をお聞きしていると、
「そんなコトをしとったら、そら、そんな結果を招きますわな・・・」
ということが、しばしばあります。
「痛みに耐えてよく頑張った!」
・・・とは訳が違います。
整骨院の先生は、こう仰います。
「痛みが出ている内はまだ良い。
そのうち、鈍くなって感じなくなり、
そして、細胞は腐っていく・・・」と。
無いことを願いますが、
もし貴方が、
自分の会社の会計処理などで無理なコトをしている場合、
必ずどこかに痛みが生じているでしょう。
それが税務調査で見つかって、
痛みを伴う場合(追徴課税を支払う場合)はまだ良いのです。
それを過ぎると、
その行為にもはや善悪を感じなくなり、
そして、経営者として、腐り散ってゆくのかも知れません。
決して、そうはならないで下さい。
過ちに気が付いたら、ご相談下さい。
痛みに気が付いたら、ご相談下さい。
キツイかもしれませんが、
治療に取り組んでいきましょう。
ただ、歪みの原因は、何も悪質な脱税や不正経理だけに限りません。
「こんなシンドイ思いをして一生懸命働いても、
なんでお金が苦しいままなの・・・」
これも、同じようなものです。
ご自身では気付いていない「歪み」が必ずあります。
先日、ご相談を受けた自動車整備業の経営者さんもそうでした。
売上はそこそこあるのに、利益がどうも薄い。
だから、給料を払うのもままならず、
借入金の返済をするとお金が足りない状態。
だから、また借りて、返して、
でも、しんどいからまた借り足して・・・。
決算書を拝見し、事業内容を分解して見ていくと、
整備部門も自動車販売部門も、
どちらも相場の粗利率を大きく下回っていることが分かりました。
これでは給料等の固定費はおろか、
利益を原資とする借入返済もキツイはずです。
この経営者さんは、非常にまじめな方であると共に、
実にお客様想いな方であることが言葉の節々から伺えました。
しかし、それが逆に、
「安い値段にしてあげないとお客様に申し訳ない」という気持ちになり、
そんな想いが、資金繰りの歪みを引き起こし、
結果、商売をすればするほど苦しいという状況を招いていたのです。
ぼくは、整備部門と販売部門の各々の粗利率について、
月次推移表と年次推移表を作成し、
その方にご覧頂きました。
これらを目にした経営者さんは、
これまでいかに低い粗利率でやってきたかと気付かれ、
驚がくされておられました。
しかも、歪みはそこだけではなく、
「売上請求額の計算根拠」についてお尋ねすると、
つまり、
「原価の算出方法と利幅の乗せ方」についてお尋ねすると、
明らかに間違ったやり方で計算されておられました。
これじゃあ、しんどいはず!!
つまり、これまでこの経営者さんは、
【二重の歪みから生じる痛み】に苦しんでこられたのです。
税理士は税金の計算屋さんというイメージがあるかもしれませんが、
少なくとも、ぼくはそうではありません。
自分の祖父が倒産で困ったような事態を、
皆さんにも味わって欲しくないのです。
倒産者の家族の苦しみを
皆さんには経験して欲しくないのです。
子どもにグローブ1つを買い与えることもままならず、
夫婦喧嘩を起こすような家庭を作りたくないのです。
それがぼくの想いであり、
ぼくが税理士として存在する理由です。
だから、ぜひ、ぼくにご相談下さい。
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